長野県総合教育センターは、北アルプスを一望できる塩尻市片丘の地にあります。片丘の豊かな自然の一端を紹介します。


第2話 カタオカザクラ

−所報第9号より−

塩尻市の片丘の地名を冠したカタオカザクラの苗木30本が、片丘ざくら保存会とセンター職員によって、3月18日、当センター内に植樹されました。
カタオカザクラは、山桜の一種カスミザクラの品種で、花弁は淡紅色、幼木で開花するなどの特徴があります。この桜は、久保田秀夫先生(元東京大学理学部附属植物園日光分園主任)が片丘国民学校(現片丘小学校)在職中の昭和20年に、片丘の山中で発見したものです。
平成4年に保存会が結成され、最近になって増殖に成功、“東雲(しののめ)の道に桜並木を”という同会の活動の一環として、植樹が実現したものです。
久保田先生とカタオカザクラについては、はまみつを著『カタオカザクラ物語』(塩尻市教育委員会発行)をご覧ください。当センター図書教育情報資料室にも備えてあります。


(専門主事 橋渡勝也 1999.5)




【バックナンバー】

第1話 足下に咲く貴重な植物